. 行政書士組織論: 商業出版のこと

2013/11/30

商業出版のこと

出版コーディネーター 小山睦男氏の書籍コーディネート200冊記念パーティに参加してきました。

私は、2004年3月に行政書士の開業本を出させていただいたんですが(今から思うと、行政書士開業2年半くらいでよくそんな偉そうな本を書こうと思ったなと我ながら、呆れておりますが)、その時お世話になったのが小山氏です。そして、小山氏の書籍コーディネート第一冊目が私の著書でした。

小山氏も、私の商業出版の成功をきっかけに、書籍コーディネータとして本格的に活動をスタートされました。
私も、著書の出版を機に、行政書士として色々な出会いやチャンスをいただけるようになりました。

26歳の時、商業出版を実現させると目標を立て、企画書を書いて小山氏と夏の暑い盛りに、一緒に出版社周りをしたのを思い出しました。運よく、ぱる出版という出版社に企画を拾ってもらい出版することができました。

パーティーでは、その時私の企画を拾ってくれた編集の方にも久々にお会いし、当時聞けなかった、なぜ僕の企画を拾ってくれたか を教えてもらいました。

それによると、
26歳の若造がインターネットを活用し、行政書士として飯を食っていくというスタイルが斬新だった(9年前の話です)ということで、そういうことをノウハウにした開業本という企画自体が面白いと思っていただいたようです。
その当時は、行政書士がネットで営業して仕事を取っていくなんて、そもそも成立するのかと思われていた時代だったので、それがよかったみたいですね。

今は、もうネットで営業して仕事を取っていくのは当たりまえになってしまいましたが。

この話を聞いて、なんでもそうですが世の中の皆様に興味を持ってもらいたいと思ったら、人が面白いとか印象を持つ新しい切り口や斬新なアイデアが必要なんだなと改めて思いました。

行政書士の仕事においても、たとえば許認可って誰がやっても一緒とか思わず、少しでもこの事務所のサービス面白いとか、ここの事務所使ってみたいといったことをどんどんアピールする必要があるなと。

しばらく本は書いておりませんが、今日記念パーティーに参加させていただいて、また書かせていただきたいなと思いました。

行政書士というか、専門職をやっていくうえで商業出版をしているというのは、間違いなくアドバンテージになりますので、可能であれば商業出版にトライすることをお勧めします。
また私を手伝っていただいた小山氏は、とても良心的な費用で、親身にサポートしてくれますので、商業出版したい方は相談してみてください。