. 行政書士組織論: 2017

2017/11/14

構造と力3 / 800/人のテーゼ

お疲れ様です、塩谷です。最近何故か、以下の古い記事へのアクセスが急増しているようです。原因は分かりません。

行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(番外編 / 塩谷編)
行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(番外編 / 長江編)

いわゆる「売上1000万円目指そうぜ!」的な記事ですが、このブログの想定読者の方々にはこの方法論はもう不要なはずなので、個人的にはさして重視していません。まあそれくらいの数字を前提にしないと組織論の端緒にも着かないよね、という前提条件のお話です。

2017/10/03

大型化への予想

9月の終わり名古屋に出張しまして、業務上のスケジュールがあったわけではないのですが、現地の方や他のエリアからちょうど来ていた方など、同業の皆さんと会って話してきました。例年9月末はAIの決算や閑散期と重なることもあり、この時期に全国漫遊しております。

今期の漫遊でイケてる同業さんたちと話してきて、そこから気づいた点やこの先の業界予測などをまとめておきたいと思います。あとあれです、現地でも出た話ですが、塩谷が毎日このブログのようなことばっかり考えているわけもなく、俺こんな固い人間じゃないんですが、塩谷と長江ちゃんが普段電話やチャットでやり取りしている内容のまとめなんです、議事録っぽいというか。そこから組織化に関連するようなトピックを編集して上げておくという感じでございます。

2017/09/06

相対化 / 自己否定について

毎度ありがとうございます、塩谷です。我々のメイン事業である行政書士法人の決算が近づいており、今期の振り返りと来期への展望などを漠然と茫洋と思い巡らせており、大雑把に言えば今年1年もよく働いた、そしてイメージに近い運営を続けられたのではないかと思っています。

年度後半は複数営業所でフロントにいたスタッフが同時に退社することと、これに伴う引き継ぎ作業など発生しまして(ちなみに全部円満退社です)、まあ運営側にもこの辺のノウハウは溜まってるというか慣れてるので、神経使いますが決めるべきところを決めて関係各位になるべくネガティブな影響が出ないように、準備できたのではないでしょうか。

さて、前回のことを覚えている人なんかいるわけないんですが、俺も覚えてないんですけど、無理矢理思い出して続きを書いておきたいと思います。きっと自分自身が先々読み返して参考にするはずなので、オピニオンまとめというところです。

行政書士組織論: 入り口の多様化について
自分も資格業で身を立てているので、その立場から対策をするとすれば、まず自分を相対化せよ、ということかと思っています。相対化、客観視とも言えると思います

2017/07/02

入り口の多様化について

どうも、塩谷です。6月が終わり今年も折り返しですね。月並みな話で、もう今年も半分終わっちゃったかー、歳取るごとに時間の流れが...なんてことを言いたくなるのですが、ふと振り返って「果たしてこのまま許認可屋のおっさんとして職業人生を終えるのかしら」などと思うこともあり、ではその職業人生をどう感じるのかと言えば、僕は独立してからこっち、まるでお伽噺のような士業の美しいストーリーの中に現在進行形でおりますので、まあそれはそれでいいんじゃねえの、としか言いようがないですね。

そんな安穏とした6月の終わり、平和ではあるがさすがに月末なので忙殺されているというある日の昼下がり、マイメン長江ちゃんから「freeeでこんなサービス始めるらしいで!」というコメントと共に以下のリンクがチャットにより送られてまいりました。

freee がクラウド初の「給与・人事・労務」一気通貫対応 HRTechのデータプラットフォームを目指す | freee プレスリリース

2017/05/15

士業のコモディティ化検討の習作

ども、塩谷です。近頃は暖かく過ごし易いので自転車通勤しておりますが、自宅から職場まで15分なので、いい気分転換ですね。職住近接って最高ですよ、仙台程度の地方都市の中心部に住んで、同じく中心部に職場があって、東京駅まで新幹線で1.5時間なんで、色んな意味で色んな都合が良いです(食べ物も安くて旨いし)。

表題の件について、同業者に嫌われそうな主張ですが、主張ってほど立派なものでもないですが、サンプルにとても良いニュースがあったので、これをベースに検討(の練習)をしてみたいと思います。論旨を掻い摘んで言うと、士業の業務は誰がやっても大差ないという前提で考えるほうが確からしいのではないか、ということです、本当嫌われそう。

› ソフトバンク孫社長、東芝メモリ事業を悲観「価格が安い方に客が流れ、毎年莫大な設備投資が要る」 - Engadget 日本版

2017/04/05

合理性と合目的性について

先日までAI仙台事務所へ、名古屋の雄である行政書士法人名南経営の幹部3名様ご一行がいらして、事務所見学というかインターンというか交換会というか、そういったことをしておりました。スケジュールとしては約1週間、AI内の業務スペース内に名南デスクを置き外回りを共有する、塩谷だけでなくAIスタッフさんとも密な情報交換する、というお茶濁しには程遠いがっつり系の交流です。ほぼ出向、みたいな。荻野さん、大野さん、寺嶋さん、重ねてありがとうございます。

『許認可申請業務』と『相続・遺言関連業務』なら、行政書士法人名南経営

先方の事務所を1週間空けてまで仙台に来るというオファーを受けたときに考えうる可能性は2つで、「名南さんよほど暇なんか」ということか、或いは「名南さんはガチだ」ということのみですが、士業事務所を経営していて暇なわけがないので、じゃあガチなんだなと。こちらも何一つ隠し立てせず、(守秘義務やコンプライアンスはあるものの)出せるもの全部出してお迎えしました。

2017/02/14

成長と安定について

ども、塩谷です。2月の仙台は極寒と言っていいですが、僕もかれこれ20年これを過ごしているので、この時期のこの気候については諦念しかないです。冬の東北に険しい表情でビルの間を足早に通り過ぎる行政書士(アラフォー)、という格好良くも何ともない日常を過ごしています。

ともすればいわゆる「イケイケ系」と思われがちな我々(年齢的に)中堅層の行政書士ですが、実は一定以上の結果を出しているのは殆どが保守本流的でオーソドックスな、イケイケでもない事務所さんの方が多数であり、月並みだが突出するよりも安定した事務所運営を行うほうが、中長期的には経済合理的だと思うよ、という趣旨の稿を上げたいと思います。

--(以下余談)
30代後半から40代前半くらいの我々行政書士の一部がイケイケなんでしょ、と思われている理由は、恐らく彼らの開業時期と士業におけるウェブの時代が合致していたからですよね。10年前まで、あらゆる行政書士のサイトで皆が皆ガッツポーズしていましたし。んで、ウェブというものの性質上、イケイケっぽく振る舞うことが合理的に働く場合が(当時は、としますが)多かったのだろうと思います。

その当時、若手の行政書士がガッツポーズをしているサイトと言えば「起業支援」や「会社設立」などが王道でしたが、この市場はすべて後から来た会計マーケットが持っていき、価格が限りなくゼロになる(というか現時点ではマイナス会計さえありえる)という実にウェブらしい経過を辿りました。ガッツポーズをするのは、行政書士でなく税理士にチェンジしました。

同じ時間軸の中で、司法書士は過払い金請求というマーケットを完全に食い尽くし、ウェブによって法務サービスの地域的制約を事実上ゼロにするという作業をしました。我々はこのウェブの特性2つを間近に見ていたことになりますが、とても貴重だったと思いますよ。そして行政書士は、その特性にハマる業務をまだ発見できていないっすよね。
--(余談終了)

なお先に塩谷個人のスタンスを付記しますが、素の塩谷は根本的に混乱愛好家(カオスラヴァー)ですが、事務所運営においては猜疑的と言っていいほど保守的で神経質であり、マメで漸進主義的です。更に言えば敢えてそういうポジションに自分を追い込んでいるので、仕事をしているときに「ああ楽しいなー」とか「好きなことやってるなー俺」なんて感じることなど一瞬もなく、朝から晩までずーっと憂鬱ですが、そうして今の事務所を運営すること(国内主要都市圏で安定継続的に軽度から重度の企業法務に関する手続きを大量に処理し続けること)が社会に有用であると考えているので、仕方がないです。これしかできねえし。

2017/02/01

構造と利他性について

ども、塩谷です。例によって久しぶりの更新となりまして、行動日記ではないブログであり、しかも営利やまして虚名を目的としていないものなので、放置しておくと無限に放置されます(3年半以上やってて58記事笑)。

実はなぜか、全く更新されていないにも関わらず、このブログのアクセス数が増加しており(といっても元々が滅茶苦茶しょぼいのでタカが知れていますが)、以下の記事へのアクセスが多いのですね。理由はおそらく、行政書士試験の合否発表が関係していると思われます。

行政書士組織論: 特定行政書士制度創設へ

自分で書いておきながら、だが言っておきますが、僕は行政書士の一般論を代弁していないと思うので、上記の記事では一部否定的な意見にも取られかねない記述がありますが、これから行政書士にならんとする方は、この記事をもって「特定行政書士あかんのや、辞めよ」と思わないでいただきたい、ということです。