. 行政書士組織論: 12月 2013

2013/12/25

チャットワーク導入の顛末

僕が今所属している法人では、社内連絡ツールにチャットワークを使っている訳ですが、面倒くさくなくていいですよ。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

メールじゃ駄目なんですか、という話もあるんですが、「件名:○○会社さんの件 | お疲れ様です。仙台事務所の塩谷です。今日なんちゃらかんちゃらうんたらかんたら.....ご検討ください。引き続き宜しくお願いします。以下署名欄」みたいなことを社内でやってるのが、もう面倒くさくて仕方ないんですよね。

2013/12/21

拠点間の連絡ツールにチャットワークを導入

このネタは、塩谷@行政書士が補足してくれると思いますが僕の方から書いておきます。

我々の法人は、現在 拠点が4つ(千代田区神田・九段下・仙台・福岡)あるんですが、拠点間の連絡や情報共有にチャットワークを本格的に導入しはじめました。

今までは、主にメールを使っていましたがどうしてもタイムリーなやりとり、何か一つのテーマに対する意見の継続的なやりとりには向いていないなあと感じるときがありました。

個人的にはメールだと、他の関係のないメールの中に埋もれて過去履歴を探すのが面倒なので、一つのテーマについて意見交換や状況報告を重ねるのが大変だなと思ってました。

で、なんかいいツールはないかということで、塩谷氏の提案によりチャットワークを導入しました。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

僕は、チャットワークは要するにメールの不都合さ(膨大なメールの仕訳が必要、過去履歴をまとめてみることができない、すぐに送れないなど)を解決してくれるツールかなということで理解してます。
操作が簡単なので、誰でも使えるところもいいです。
あと、支店間の連絡ツールとしてはほんとに使えるなと。

半年ぐらい使ってみて、これはかなり良いということになったので、今後はもっと、チャットワークを上手に使い、ウチの法人内のメールのやりとりは、極力無くしていく方向性で行こうかと思い始めております。

しかし、メールが不便という時代になるとは、世の中の変化というか進化はすごい。

2013/12/20

事務所電子化計画

塩谷といいます。源氏名でなかのや、或いはnakanoyaと名乗る場合もあります。

このブログはタイトル通り、行政書士事務所を組織的に運用していくことの理論と実践なのですが、論なので当然総論と各論があります。今日は各論の話です。
笑いが止まらない人はどちらかというと総論のほうが得意で、僕はどちらかというと各論が得意です。

先日の長江のエントリにもあった川口先生のメルマガに、実は僕も共同執筆という形で携わらせて頂いており、その原稿の一部をこのブログに加筆修正の上で再掲しようと思います。組織論の根底を支える、標準化と効率化のお話です。

--以下転載

2013/12/19

行政書士の師匠に会ってきました

行政書士開業前に修業させてもらった行政書士の川口弘行先生と久しぶりにお会いし、飲みに行ってきました。(勝手に師匠にしておりますが)
仙台から、塩谷行政書士も来ていたので一緒でした。

川口弘行先生はこんな本を書いている方です。


メルマガも書かれています。

久しぶりだったのでお互いに近況報告をし、行政書士の仕事や将来について熱く?話し合ったり、これからウチの法人で取り組もうと思っていることなどについて意見をもらったりで、とても楽しい時間でした。

僕は、今から約11年前ですが、川口先生にネットから仕事が取れる(その当時はホームページを持っている事務所自体が少なくて、多くの行政書士がホームページから仕事は来ないと思っているような時代でした。)ということを開業前に教えてもらえた事が本当にラッキーでした。

川口先生に教えてもらったおかげで、集客はネットで勝負するということを決めて、スタートすることができ、比較的短期間で事務所を軌道に乗せることが出来ました。

もちろん実務についても、手取り足とりではないですが、基本的な実務に対する取り組み方(どこから情報を集め、どこに注意を払うべきなのかといったこと)は教えていただきました。

何でも同じだと思いますが、行政書士をやっていくにしても、良い師匠を見つけるのは重要です。個人的には実務の師匠とマーケティング・営業・事務所経営の師匠を見つけておくとよいと思います。

2013/12/04

行政書士 求人のご案内

行政書士法人A.I.ファースト東京事務所にて、現在求人を行っております。 詳細は以下の求人ページにてご確認ください。

採用情報|行政書士法人A.I.ファースト
  • 建設業・宅建業といった許認可実務のプロとして活躍したい方
  • 将来は拠点の責任者として経営にも参加したい方
  • 未経験だが積極的に業務に取り組みたい方
など、意欲的な方の応募をお待ちしております。

皆様のご応募お待ちしております。

2013/12/03

独立した行政書士同士でチームは作れるか?

行政書士が組織(人の集まり)を作っていくときに、方法論として上がるのが一人一人は独立しているが、大型案件・大量案件などの場合に、必要に応じて集まるというやり方です。

普段は、それぞれが緩やかな連携を保ち、必要に応じて集団を形成するみたいなイメージでしょうか。そして対外的には専門家集団ということでアピールしていきます。

この方法は、人を雇用する必要がないため、人件費やもろもろの固定費を浮かせる事ができるし、必要な時にだけ必要な専門家が集まれるという意味で、毎月の売上が読みにくい行政書士という職業にとっては、合理的な組織の仕組みのようにも見えます。


ただ、やってみると分かりますが、個別案件や個別プロジェクトの遂行という意味ではうまくいく場合もありますが、継続的に専門家集団として拡大していくということについては、たぶんうまくいきません。
理由は、色々あると思いますがやはり、ビジョンや思いを共有しづらいのと、一体感・責任がお互い無い(弱い)というのが一番かなと思っています。

私もかつて、上記のような専門家集団の仕組みで組織のようなものを作ろうとしたことがありますが、うまくいかなかったのでやめました。

その時思った事ですが、人には感情があるので、明確なビジョンや共有した思いもなく、合理的・経済的な理由だけでは集まって続けることは難しい(行政書士のような専門職に就くような人はこだわりがある人が多いですし)ということと、人が集まって何かやる場合というのは、多かれ少なかれ困難な問題が出てくるわけですが、ゆるやかな集まりの場合は、責任の所在が分かりづらく、コアなところで結びついているわけではないので、困難に直面するとみんなで乗り切ろうという体制が取りずらいということですね。

ということで、個人的には、過去の経験から言っても、行政書士の仕事をある程度組織的にやろうというときに、専門家集団のパターンではたぶん行き詰るだろうと思っています。