. 行政書士組織論: テクニック
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2022/08/29

構造とスライド

ども、塩谷です。昨日今日で思ったことをササッとまとめて投稿しておきます。

まず早速ですが最近の読了本のコーナーです。 


かなり陰鬱なダークサイバーパンクですが、現状認識としては完全にそのとおりっていうか、ぐうの音もでない正確さだと思いますね...昔ガタカっていう暗い映画があったが、あんなのに近いすごく後ろ向きな疾走感のある本でした。

ビジネスに関連するかどうかは知らんが、美麗な日本語訳も合わせてかなりお勧めですね、本を読むことが好きだと自認がある方には特に(とにかく暗くて憂鬱な本なんだけどね)。

2016/04/06

車両コストの変動費化について

ども、塩谷です。西日本の方にはあれかもしれませんが、仙台ではやっと桜が咲いたかな、今日はコートいらないかな、くらいの日々です。僕は花粉症のケが一切ないので、その話題になると沈黙するほかありません。

さて、最近難しいことばかり書いていた気がするので、閑話休題的に些末なテクニックについて、1件ご紹介したいと思います。本来固定費になるべき費用を変動費化することで事務所経営が楽になるぜ、というお話です。

カーシェアリングのタイムズカープラス

2016/02/17

Chatwork Liveって死ぬほど便利(死なないけど)

ども、毎度ありがとうございます。あなたの塩谷です。

このブログは新人さんに何か有用な教材を販売するでもなく、セミナーへの導線が引いてあるわけでなく、つまりは収益化することを全く目的としていない、金銭から全くインディペンデントなブログですが、では何を目的としているかというと、想定読者様(30代前半〜40代前半くらいの開業10年内外の行政書士さん、売上は1500〜くらい?)との密なコミュニケーションのみを念頭に置いています。

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「俺もその密林に」という方は、そんなに頻繁な議論は発生しませんが以下のチャットグループにご参加いただくと宜しいかと思います(緩い承認基準のあるクローズドなものです)。

チャットワーク - 行政書士組織論
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2016/02/07

構造と力

事業体としてどうしても避けられないことで、必ず事業年度が終わり決算を行うタイミングが来ます。僕の管理になっている2つの事業体が27年度の決算を連続で迎えるので、昨年末から来月末くらいまで、ずーっと決算対策をしています。

(もちろん期内の利益を事業用の投資として適正に処分しているということで、裏帳簿とかそういう話ではないですからね)

2015/11/03

行政書士の事務所戦略(4)


ども、塩谷です。

先日大阪の日本建推事務所から小中さんが仙台まで遊びにいらしてくださいました(上の写真の人じゃないですよ、こちらは贔屓の看板屋さんです)。

› 建設業許可に関する申請や書類作成なら日本建推事務所。大阪で40年の経験と実績。

いやーすごいですね、創業40年の3代目。私なんてまだ業界入って10年にも満たない超々若輩者なので、40年なんて全く想像できません(40年後行政書士している自信が全くありません)。

僕は30代中盤のキャリア8〜9年くらい(自分でよく把握できてない)、若手から中堅どころに入ってきている行政書士だと思いますが、さすがに老舗さんのお話には含蓄があって、感銘を受ける部分がたくさんありました。若手〜中堅だけで話していても出てこない視点が多いんです。こればっかりはもう事務所の経験値の世界なので、我々のようなひよっこには全く手に負えないですね、完敗です。

事業規模や取扱件数だけでない、これまでかけた時間の差ですね。ともかく、歴史について後発組は全然相手になりません。特にこういった老舗さんてあまり世間に顔出さないじゃないですか。なかなかお話を聞ける機会がないんですよね。

2014/12/23

Google日本語入力入れるといいですよ

先日事務所で作業中に、ちょっとPCの調子が悪かったのでスタッフのデスクを使っていたのですが、1つ気になることがありました。キーボードで「お世話になっております」と入力しようとすると、「osewaninatteorimasu」と入力しなければならないんですね。当たり前なんですが、僕にはすごく違和感がありました。

PCのメカニズム的なことは全く疎いのでよく分かりませんが、Windowsには標準でMicrosoft IMEとかOffice IME 2010とかがインストールされているそうです。

既定の日本語入力システムを Office IME から Microsoft IME に切り替える方法

2014/12/13

500申請/1ヵ月を捌く業務デザイン

ご自身の所属する事務所、または経営する事務所で以下の様な相談を受けたらどうしますか?受けますか?
  • 入札参加申請の代行をお願いしたい
  • 申請件数は500、もちろん定時申請に全て間に合わせたい。入札参加という業務の性質上、1ヶ月で全部捌かなくてはならない
  • 事業自体が官庁との取引によるところが大きいので、入札参加登録ができないと会社全体の業績に大きな損害を与える
このブログのテーマは「行政書士事務所を組織的に運営するための論」なので、この業務は組織論としてはとても良いサンプルになると思います。

上記は実際に弊社で今動いている案件です(もちろん守秘義務の関係上、細部はちょっといじっています)。まだ終わっていませんので業務終了ではありませんが、終了までの地図が出来上がって後はやるだけになっているので、事実上(僕の中では)ほぼ終了です。

2014/10/13

案件の管理について一考察

先日、親しくしている同年代の士業さんと、業務管理をどうしているかの話題になりました。一定以上の規模になるとどこも悩みは同じようなものですよね....。
これまで事務所を運営してきて、何度もこの業務管理については試行錯誤してきましたが、今のところまだ解決策といえるものは出来ていません。トライの途中です。

取扱分野によるでしょうが、年間でお手伝いする会社さんが300社や500社(またはそれ以上)、手続き数にするとそれより多いようだと、従来型のオーセンティックな「街の法律家」スタイルで管理しようとしても、非効率的ですし、そのうち破綻します。

(平均単価が低くて案件数が多い事務所(ex;自動車関係)など、どうやってるんだか謎ですよね。実務内容より管理業務のほうが事務所経営の根幹になってますよね)

現段階での僕の結論は、「時間軸」と「あいうえお」です。

2014/03/22

組織の前提となる売上について(番外編 / 塩谷編)

大きなテーマについて何度かに分けて書き溜めています。これまでの記事は以下です。

行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(1)
行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(1)-2
行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(2)
実は行政書士業務で一定の売上を上げることは、それほど難しいことではないと思っています。仮に1人事務所で1,000万円以上としましょうか。
行政書士の商材は許認可を中心とした商事法務と相場が決まっているので、買い手が固定されている上に、この業界の営業ノウハウのようなものも良く出回るようになっているので、それらを勘案して、適正なサービスを適正な価格で適正な対象に向けて営業活動すれば、上記の金額は夢のような数字ではありません。
このブログのテーマが行政書士の組織論とその周辺なので、上に引用したようなことを掘り下げるのは本筋でないですし、いわゆる「1人事務所で年収1,000万円」の世界観は既に語り尽くされている感もありますが、本論を進める前に一度だけまとめておきたいと思います。

2014/02/15

Dropbox使うと色々いいですよ

Dropboxというサービスを使うと色々といいので、行政書士さんがぶつかる問題が色々解決されるかも知れません。とりあえず使ってみる分には無料なので、是非どうぞ。

Dropbox

ご存じで既に使っている方もいらっしゃるでしょうけども、簡単にご説明すると、ファイル共有とバージョン管理のソフトといったところでしょうか。Aというパソコン内の指定フォルダ内にあるファイルが、Bというパソコンの指定フォルダ内のファイルと双方向で同期されます。オンラインでAB間のファイルが共有されている感じですね。

2013/12/25

チャットワーク導入の顛末

僕が今所属している法人では、社内連絡ツールにチャットワークを使っている訳ですが、面倒くさくなくていいですよ。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

メールじゃ駄目なんですか、という話もあるんですが、「件名:○○会社さんの件 | お疲れ様です。仙台事務所の塩谷です。今日なんちゃらかんちゃらうんたらかんたら.....ご検討ください。引き続き宜しくお願いします。以下署名欄」みたいなことを社内でやってるのが、もう面倒くさくて仕方ないんですよね。

2013/12/21

拠点間の連絡ツールにチャットワークを導入

このネタは、塩谷@行政書士が補足してくれると思いますが僕の方から書いておきます。

我々の法人は、現在 拠点が4つ(千代田区神田・九段下・仙台・福岡)あるんですが、拠点間の連絡や情報共有にチャットワークを本格的に導入しはじめました。

今までは、主にメールを使っていましたがどうしてもタイムリーなやりとり、何か一つのテーマに対する意見の継続的なやりとりには向いていないなあと感じるときがありました。

個人的にはメールだと、他の関係のないメールの中に埋もれて過去履歴を探すのが面倒なので、一つのテーマについて意見交換や状況報告を重ねるのが大変だなと思ってました。

で、なんかいいツールはないかということで、塩谷氏の提案によりチャットワークを導入しました。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

僕は、チャットワークは要するにメールの不都合さ(膨大なメールの仕訳が必要、過去履歴をまとめてみることができない、すぐに送れないなど)を解決してくれるツールかなということで理解してます。
操作が簡単なので、誰でも使えるところもいいです。
あと、支店間の連絡ツールとしてはほんとに使えるなと。

半年ぐらい使ってみて、これはかなり良いということになったので、今後はもっと、チャットワークを上手に使い、ウチの法人内のメールのやりとりは、極力無くしていく方向性で行こうかと思い始めております。

しかし、メールが不便という時代になるとは、世の中の変化というか進化はすごい。

2013/12/20

事務所電子化計画

塩谷といいます。源氏名でなかのや、或いはnakanoyaと名乗る場合もあります。

このブログはタイトル通り、行政書士事務所を組織的に運用していくことの理論と実践なのですが、論なので当然総論と各論があります。今日は各論の話です。
笑いが止まらない人はどちらかというと総論のほうが得意で、僕はどちらかというと各論が得意です。

先日の長江のエントリにもあった川口先生のメルマガに、実は僕も共同執筆という形で携わらせて頂いており、その原稿の一部をこのブログに加筆修正の上で再掲しようと思います。組織論の根底を支える、標準化と効率化のお話です。

--以下転載