. 行政書士組織論: SNS辞めました / AI近況

2015/12/16

SNS辞めました / AI近況

ども、お久しぶりです塩谷です。前回の記事から1ヶ月以上空いてしまい、もはやご覧くださる方がいらっしゃるのかどうか定かではありませんが、いじけずに書いてみたいと思います。

どうでもいいことかもしれませんが、SNSというものを一切辞めました。Twitter、Facebookとかの類です。アカウントを削除してしまったので、もう触れないですし、触らなくていいんで削除したんですけど、その事自体は僕自身のことなので、本ブログと直接的な関係はないんですが、いやでも、結構あるかもなと。


士業全般だと主語が大きすぎるので、30代〜40代前半で開業10年内外のネットを使う行政書士等、という範囲にすると(つまり当ブログの想定読者層ですが)、SNS使ってると思うんですけど、もちろん積極的な意義が多分にあることは大いに承知している前提ですが、弊害といえるものも大いにあるよなと思います。例のように3つのポイントを箇条書きにしてもいいんですが、平文で書いてみます。

SNSをしていると、常に自分の中身が揮発している(或いは空気が抜け出ている)ような状態になります。で、我々が持ちうるプライオリティとはつまり、(手続きであれ業法であれ特定業界であれ)蓄積により通暁している、ということに他ならないので、揮発することにより得られる同時代性より、揮発することにより失う蓄積性の方が、致命的であると思われるのです。

また、塩谷は行政書士であることに自己同一性を置いておらず、SNSを楽しんでいた時分にはそのアカウントは「行政書士でない塩谷」であることのほうが多かったのですが、いつしかそれが行政書士であることにひどく汚染されていることに気づきました。で、もういいわこれ辞めよう、になったわけです。

面倒でない言い方をすると、どんどん薄っぺらくなるんですよね。「情報は発信するものに集まる」みたいな言説ってありますが、140字程度の薄い情報で得られることにどれほどの価値があるのか、疑問でもあります。

それを辞めて何をしているかというと、読書とチャットをしています。本を読んでいると「あーこれ共有したい、シェアしたい」と思うことも極稀にありますが、それをSNSに乗せず、蓄積しております。チャットではやはり主に、会社のことを長江ちゃんとやりあっています。

弊社のことを少しだけ触れると、優先事項だった社内人事が何とか年内に固まり、全店一致体制で新年を迎えられそうです。また、上期からずっとちょこちょこ手入れしていた各店の物理的なインフラ整備も一通り終わり、第四四半期で決算に向けた最終的な営業活動に邁進できそうです。それと、来年1月から施行される改正社労士法で1人法人が設立可能になるため、新年一発目の行事は社労士法人設立ですね。これの仕込みも全部終わってました。

営業活動的な側面では、まずウェブのことで言えば2年位前からずーっと取り組んでいたリーチ層の変化が顕著になってきており、取りたい取引先をウェブから取るということができるようになってきました。「この層はある程度取りこぼしても、この層は取ろう」がうまくいっている感じです。
ウェブ以外では、これまでずーっと継続しているお決まりパターン(DMとかチラシとか交流会とか)の他、いわゆる大仕掛系のアライアンス、絞りまくった特定業界キーパーソンへのリーチ、などの作業をしています。こういうのは芽が出るまで時間がかかりますが、芽が出ると他社との大きな差ができる部分なので、継続してジリジリと粛々と、いつか大きな差になると信じてやるしかありまへん。

弊社の特徴として、僕も長江ちゃんも放っておくとずっと本読んでるような奴らなんで、理屈っぽくて回りくどい文章に呪われている行政書士事務所なのですが、最近長江ちゃんが全くブログを書かないので、年内にいい加減何か書くのではないかと思います。

こちらからは以上です。