. 行政書士組織論

2014/01/27

組織の前提となる売上について(1)-2

このブログは複数エディタ制のはずなんですが、ここのところ僕ばかり書いている気がします。それ以前は長江ばかり書いていたので、そういうバイオリズムで進むのかも知れません。

以前僕はこんな記事を書きました。

行政書士組織論: 組織の前提となる売上について(1)

その中で、「業務の選定」という段に以下のように書いています。
需要が多くて単価の高いものが事業継続の観点からは適した案件です。業務の継続性もあるとなおいいですね。
僕は相変わらず、継続的に売上を上げるためには集客よりも業務の選定だと考えているので、この点についてもうちょっと補足したいと思います。補足なのでタイトルは(2)じゃなくて(1)-2です。

2014/01/25

行政書士業界の将来の動向

このような記事を見つけました。

税理士法人に軍配が!!|広瀬元義ドットコム | 広瀬元義のブログ

税理士業界では、税理士法人が作れるようになるより前に開業した事務所のうち、その後も個人事務所を継続した事務所よりも、法人化した事務所のほうに業界全体の売上が移動しているようだ、ということだそうです。

2014/01/11

組織の前提となる売上について(1)

行政書士事務所を組織的に運営していく前提として、一定以上の規模の売上が必要になります。組織化の第一段階として、一定以上の売上をどうキープしていくか、というテーマを書いてみたいと思います。

なお、このブログのテーマは巷間の「こうやったら開業は成功しますよ!」という類のものではないので、簡単に儲かるみたいな話は書きませんし、そんな方法きっとありません。

業務の選定


僕は「売上を立てていく」ということを想定した場合、一番重要になるのが業務の選定だと思っています。行政書士の業務は散々言われていることですが、単発の案件が多いため、どうしても先の売上予測が立てにくいのですが、業務の選び方と運用の仕方によって、この不安定さを和らげることができます。

2013/12/25

チャットワーク導入の顛末

僕が今所属している法人では、社内連絡ツールにチャットワークを使っている訳ですが、面倒くさくなくていいですよ。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

メールじゃ駄目なんですか、という話もあるんですが、「件名:○○会社さんの件 | お疲れ様です。仙台事務所の塩谷です。今日なんちゃらかんちゃらうんたらかんたら.....ご検討ください。引き続き宜しくお願いします。以下署名欄」みたいなことを社内でやってるのが、もう面倒くさくて仕方ないんですよね。

2013/12/21

拠点間の連絡ツールにチャットワークを導入

このネタは、塩谷@行政書士が補足してくれると思いますが僕の方から書いておきます。

我々の法人は、現在 拠点が4つ(千代田区神田・九段下・仙台・福岡)あるんですが、拠点間の連絡や情報共有にチャットワークを本格的に導入しはじめました。

今までは、主にメールを使っていましたがどうしてもタイムリーなやりとり、何か一つのテーマに対する意見の継続的なやりとりには向いていないなあと感じるときがありました。

個人的にはメールだと、他の関係のないメールの中に埋もれて過去履歴を探すのが面倒なので、一つのテーマについて意見交換や状況報告を重ねるのが大変だなと思ってました。

で、なんかいいツールはないかということで、塩谷氏の提案によりチャットワークを導入しました。

クラウド型ビジネスチャットツール|チャットワーク (ChatWork)

僕は、チャットワークは要するにメールの不都合さ(膨大なメールの仕訳が必要、過去履歴をまとめてみることができない、すぐに送れないなど)を解決してくれるツールかなということで理解してます。
操作が簡単なので、誰でも使えるところもいいです。
あと、支店間の連絡ツールとしてはほんとに使えるなと。

半年ぐらい使ってみて、これはかなり良いということになったので、今後はもっと、チャットワークを上手に使い、ウチの法人内のメールのやりとりは、極力無くしていく方向性で行こうかと思い始めております。

しかし、メールが不便という時代になるとは、世の中の変化というか進化はすごい。

2013/12/20

事務所電子化計画

塩谷といいます。源氏名でなかのや、或いはnakanoyaと名乗る場合もあります。

このブログはタイトル通り、行政書士事務所を組織的に運用していくことの理論と実践なのですが、論なので当然総論と各論があります。今日は各論の話です。
笑いが止まらない人はどちらかというと総論のほうが得意で、僕はどちらかというと各論が得意です。

先日の長江のエントリにもあった川口先生のメルマガに、実は僕も共同執筆という形で携わらせて頂いており、その原稿の一部をこのブログに加筆修正の上で再掲しようと思います。組織論の根底を支える、標準化と効率化のお話です。

--以下転載

2013/12/19

行政書士の師匠に会ってきました

行政書士開業前に修業させてもらった行政書士の川口弘行先生と久しぶりにお会いし、飲みに行ってきました。(勝手に師匠にしておりますが)
仙台から、塩谷行政書士も来ていたので一緒でした。

川口弘行先生はこんな本を書いている方です。


メルマガも書かれています。

久しぶりだったのでお互いに近況報告をし、行政書士の仕事や将来について熱く?話し合ったり、これからウチの法人で取り組もうと思っていることなどについて意見をもらったりで、とても楽しい時間でした。

僕は、今から約11年前ですが、川口先生にネットから仕事が取れる(その当時はホームページを持っている事務所自体が少なくて、多くの行政書士がホームページから仕事は来ないと思っているような時代でした。)ということを開業前に教えてもらえた事が本当にラッキーでした。

川口先生に教えてもらったおかげで、集客はネットで勝負するということを決めて、スタートすることができ、比較的短期間で事務所を軌道に乗せることが出来ました。

もちろん実務についても、手取り足とりではないですが、基本的な実務に対する取り組み方(どこから情報を集め、どこに注意を払うべきなのかといったこと)は教えていただきました。

何でも同じだと思いますが、行政書士をやっていくにしても、良い師匠を見つけるのは重要です。個人的には実務の師匠とマーケティング・営業・事務所経営の師匠を見つけておくとよいと思います。